振動子の引き込み現象やパターン形成など、非一様な状態の生成や消滅に関する研究には比較的長い歴史があります。 一方で、非一様な要素集団から生み出される新しい現象や非一様な相互作用としてのネットワークなど、非一様性の新しい役割に着目した研究も近年盛んになって来ております。 動的相転移、縮約、エイジング、時系列解析、推定、制御などをキーワードとしてこれらの多様な現象を、特に非線形力学という観点から俯瞰することを目的とした研究集会を下記の通り開催します。
17日 | ||
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13:30-13:35 | あいさつ | |
13:35-14:20 | 上江洌達也 | 同一の相互作用を有する位相振動子系と古典XYモデルの定常解の対応関係 |
14:25-15:10 | 小林 幹 | 制御理論を用いたナノ粒子の分散 ー実験のデザインに向けてー |
15:20-16:05 | 秦 浩起 | 水滴系と帯電微粒子系の非線形ダイナミクス ー実験と理論ー |
16:10-16:55 | 青柳富誌生 | 結合振動子ネットワークの結合関数 ー可塑性および統計的推定についてー |
17:00-18:00 | ポスターセッション | |
18:30-20:45 | 懇親会 | |
18日 | ||
09:30-10:15 | 中尾 裕也 | 位相縮約法の非従来的な振動系への拡張とその応用 |
10:20-11:05 | 森野 佳生 | 結合振動子系ネットワークの頑強性と回復力 |
11:10-12:10 | 大同 寛明 | Dynamics of large populations of qualitatively different units: Effect of "aging" and a rich variety of behavior |
12:10-12:15 | あいさつ |
大阪府立大学 非線形動力学グループ 主催
世話人: 水口毅, 堀田武彦, 福田弘和 (大阪府立大学工学研究科), 福田浩昭 (大阪府立大学高等教育推進機構)